Love Like Vanilla Beans セ ン セ イ ト 、 リ セ

Intermission 2



「あ、センセイ見っけ。 何やってんの?」
「・・・市谷。 お前は神出鬼没だな」
「そんなことないよ、愛の力だよ! 万有引力の法則!」
「万有引力って使い方が激しく違うだろうが・・・・・・ちっ」
「どしたの?」
「・・・・・・お前のボケにつっこんでも、お前を喜ばせるだけだと、分かってきた」
「すごい! まさにその通り!」
「キラッキラした目で俺を見るな! もうお前の相手はしない」
「つれない。 で、センセイは何してるんだっけ?」
「・・・・・・今から帰るところだ。 見て分かるだろう」
「そっか。 あ、センセイ聞いて。 私、友達できたんだよ!」
「・・・お前、友達ならたくさんいるだろ」
「いるにはいるんだけど・・・まあ、親友になってくれたら、いいなって」
「ふーん・・・?」
「えへへ」
「だらけた顔してると、痴漢に遭うぞ。 最近この辺多いらしいからな」
「キリッ (`・ω・´)」
「(こいつが成績良いとか、何かの冗談としか思えないんだが・・・) 気をつけて帰れよ」
「うん、ありがとうセンセイ。 ばいばーい」
「・・・・・・じゃあな」



────そうして、六月の夕闇は更けていくのであった。

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