Love Like Vanilla Beans セ ン セ イ ト 、 リ セ

Intermission 5



ガラッ

「センセー、日誌持ってきたよー」
「おう。 そっちに置いておけ」
「はいよー。 あ、あのね! あの子猫、早苗が引き取ってくれたの!」
「そっか。 良かったな」
「うん! ついでに仲直りもしたよ」
「嬉しそうだな」
「あったりまえじゃん! あ、そうそう。 なんでか、最近はね。 早苗んち行くのに山口がついてくるんだよ」
「そういえばお前ら、最近よくつるんでんな」
「ん、そーなの。 山口、すっごい猫好きらしいんだ。 お目当ては早苗んちの猫なんだけどね。
 でも、早苗は山口が好きだからさー、一緒にいるとすごく赤くなってたりして可愛いの。
 私の目から見ても、ちょっといい感じだよ」
「ほう」
「でも絶対山口に早苗はやらん! 早苗は私のもの!」
「ジャイアンかお前は。 それを決めるのは藤井だろう」
「ま、そーだけどね! でも恋っていいよね! 早苗見てるだけで幸せになれるよ!
 あ、センセイはまだ彼女いないんだっけ?」
「ノーコメントだ」
「いけずー」
「・・・・・・お前も早く別に好きなやつ作れよ」
「・・・? まあ、作れたらねー」
「俺は今から学年主任とこに顔出してくるから」
「はーい、ばいばい、センセイ」



「・・・お前も? 『も』 って何だ。 センセイ、もしかして好きな人できた・・・?」

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