リーゼントな山田君 一年生 冬編 山田君視点のおまけ

ペットボトルを渡す時、手袋におおわれた小さな手に、少しだけふれた。



* * *



髪にふれてみたい。

頬にふれてみたい。

もっと俺を見てほしい。



望みなんか、言ったらキリがない。

友達ってだけでも十分なのに。

いや、友達かどうかもあやしい。 そんな関係でしかない。



今はそれでもいい。

胸が痛いのは、好きだからだ。

どうしようもなく好きだからだ。

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